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nico

スポンサーKataribe

腐女子人気があり過ぎて敬遠していたはずが…?

タイトルだけは随分前から知っていた。
でも内容の良し悪しよりも腐女子人気の方が目に付いて、実際にアニメで観たり原作を読んだりしたのは随分最近のことだった。
きっかけは2つある。
まず1つ目は人気があるからには理由があるはずで、私自身が食わず嫌いはしたくない性分なこと。 2つ目は当時幼稚園年長だった長男の自転車補助輪外しの問題である。

主人に「腐女子だな(笑)」と笑われ、あまり期待せず手に取った弱虫ペダルだったが、自転車競技への興味を掻き立てる導入部分の間口の広さと、キャラクターの人間的な魅力の高さに私は圧倒されることとなった。
スポーツ漫画は実際に身体を動かしていないにも関わらず気分が高揚したり、思わず手に汗握る瞬間があったり、どんな相手でもストーリーの内側に引っ張り込むリアリティと勢い、そして様々な人間模様がキモだと思う。
そして、腐女子に人気が出るようなキャラクターとしての魅力だけでなく、弱虫ペダルにはきちんとスポーツ漫画らしい面白さがあると感じた。

実際アニメを見るうちに、自転車の補助輪を外したものの乗れたり乗れなかったり不安定だった不器用な息子が自ら自転車の練習を申し出て、小野田坂道のように力強くグルグルとペダルを回しだした。
弱虫ペダルが「自転車は楽しい」と教えてくれたのだ。
もちろん幼稚園児なものでアニメと現実と自分の年齢や力量は解っていない。力一杯ペダルを回して、全力で転んだ。子ども用自転車のプラスチック製の前カゴは無残にも大破した。それでも息子は弱音を吐かなかった。

息子が自転車に乗れるようになった今でも私は弱虫ペダルのアニメ存続が決まればガッツポーズを決め、新刊が出れば必ず読んでいる。
私が好きになったキャラクターは旧3年生ばかりで卒業してしまったのが残念ではあるが、2度目のIHを小野田坂道と共に味わっている最中だ。

今でも息子は自転車が好きだ。いつかはロードレーサーが欲しいと言う程である。 好きこそ物の上手なれ、もしかしたら息子が自転車競技を始める日が来るかもしれない。必ずしも夢が叶うとは言えないが、夢中になれるものを見つけるきっかけになっていたらよいなと思う親心である。

弱虫ペダルは私にとって熱くて面白い漫画なだけではなく、感謝の気持ちすら浮かぶバイブルだ。

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最終更新日:2016-06-27 16:23

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